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ドラクロワの妾腹発言から推測するに、正妻存命時にラムザは婚外子として誕生した可能性が極めて高い。当時、ダイスダーグ21才、ザルバック12才。むむむ。この歳の差は、50年戦争でバルバネスに暇が無かったからだろうか・・・? それは置いといて、オヴェリアが18歳前後であっさり結婚したことから、当時のイヴァリースは早婚? すると、この歳の子供を持ってる正妻は、推定年齢40±3歳くらい? なれば、ラムザらの母親は20歳くらい。血迷う天騎士! 脱線してますが本題はここから。 |
「1」に関連して。バルバネスは正妻を立てていたに違いない。おそらく身分の高い家の出であろうから、妻の実家との折り合いも考えて。それよりなにより妻に対して、「愛人+そのベビー達と一緒に住みまーす(はあと)」とか、「別で作っちゃった。育ててねv」とか言えるとは思えない。ラムザらを引き取った時点で正妻も死亡していないと困ったことになるのである。もう一度書きますが、妾腹、というからには、正妻がいて愛人が産んだ子供と考えたい。少なくとも愛人がラムザを産んだ時点では正妻が存命だったが、1年後には正妻と愛人は前後して死亡し、アルマは修道院へ、ラムザは引き取られた。即ち、妻も愛人もまだ若いというのに、次々と死亡していることになる。これだけでもバルバネスに「ナニカ」が当たっちゃった感じがする。 |
獅子戦争終結間際、ダイスダーグ39歳、バルザック30歳(推定)。「ベオルブ家もお終いだ・・・」と言うからには子供はいない、おそらく独身、ということだろう。やっぱり戦争で忙しかったからだろうか。それにしても、ベオルブ、ベオルブ言ってんのに、有力な貴族と政略結婚もさせずに妙齢の息子達を放置していたバルバネスの意図はどこにあったのか。それに、ダイスダーグは政略結婚とか、ものすごく好きそうだ。自分はもちろん、ザルバックに良いとこのお嬢さんを宛がうなど、嬉々としてしそうなものなのに。 |
アグリアスは近衛騎士団に所属し、元老院によって選ばれ、オヴェリア警護の長として派遣された。ここからオークス家は相当の名門であると窺われる。王直属の騎士団であるからには、それを構成する貴族はより王家に血筋が近く、その中から特に選ばれ、オヴェリアという特殊な立場にある王女を警護する、となれば、攻略本にも書かれているように、オークス家は、単なる貴族の棟梁であるベオルブ家と比較し、実質上、高位になるだろう。ただし、王直属故に、近衛騎士団の活躍する場は限られるんじゃなかろうか。オークス家がシナリオ上でさほど重要視されないのは、50年戦争中でも王の身辺警護にあたっており、取り立てて武功を上げなかったのでは。守ってあたりまえ、という事で。 |
ディリータのこの台詞、色々解釈が分かれるところ。精神的なものを指す、というのが一般的だろうか。複数のサイトさんで冗談やネタとして、彼女は瀕死の状態でディリータにリレイズをかけて・・・とか囁かれているが、私は結構それが正解かと思う。ゲーム中ではティータにはフェニックスの尾などのアイテム、白魔法、拳術も効かない。しかし完全に死んでいるならクリスタルになっても仕方ない状況で、そうはならないことから、手遅れの致命傷を負ってなお息がある、という表現では。 |
ジークデンでの戦いは、ラムザにとって「世界の終わり」だったと言ってよいのではないか。次兄の命令でティータを失い、そのために親友に去られ、そして見逃しがちだが、ラムザ自身はあの時点で家名を裏切ってしまったと思われる。あのイベント時、アルガスはザルバックの支配下にあり、「後は頼む」と言われて援軍を呼んだ。アルガスは個人的に討伐作戦に参加していたことから、その援軍は高確率で北天騎士団を借り受けたもの、即ちザルバックの部下であると考える。ザルバックの部下を倒すという事はベオルブ家に逆らうという事、妾腹の生まれを武功で補おうと熱望していたラムザに、その事実は重い。 |
現在2003年12月17日。「二人の兄」の3枚目を作成している最中である。これが、かつてない程難航している理由として、地下一階での言い分が、全くもってウィーグラフが正しいと私が思うからである。 |